メール@でげっと!!は何故有料化を目指すのか(もしくは個人情報の扱いについて)

スマホが普及するに従って、こういった無料Wi-Fiを集客ツールとして提供する店舗が増えてきた昨今です。まぁ、無料で提供されるからには、使う側もなぜ無料で使えるかその理由を考えるぐらいの余裕があるべきなのでしょうが普通は
あまり考えませんね。ただ、世の中にはそういうことを考えるのが好きな人も必ずいて、あの読むのが面倒な利用規約の中身をちゃんと確認した上で、その問題点を分かりやすくまとめてくれるのは大変ありがたいです。

MACアドレスを取得するのは(Wi-FiサービスはLANなので)しょうがないし、IPアドレスは当たり前(払い出されたものだから)だし、1, 2, 3, 4番目もまあそんなもんかだけど、「閲覧されたホームページ」ってアカンやん? Hiromitsu Takagi @HiromitsuTakagi

出典:Twitter/@HiromitsuTakagi

無料Wi-Fiがなぜ無料なのかという話
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamamotoichiro/20130604-00025441/


詳細はリンク先をご覧頂くとして、

以下にメール@でげっと!!が有料サービスを目指す理由と同サービスにおける個人情報の扱いについて書こうと思います。

私(なかのひと)はサービスを提供する立場になりましたが、そのずっと前から他のサービスを受ける立場でもありました。
この無料/有料問題については利用者の立場として個人的見解があります。
なかのひとは「有料より無料の方が良いに決まっている」と同時に「無料であるのには理由が無い訳は無いだろう」とのアンビバレントな(相反する)感情を持っているんです。

前者は別に対価の支払いが嫌とか言うのではなく、課金されると言う事は支払う行為が伴う訳です。銀行やコンビニに行って振り込むにしろ、クレジットカード番号を入力するにしろ、お金を払うと言うのは面倒なんですよ。無料であれば、それが不要な訳です。無料と(例え1円であっても)有料には大きな壁があります。

しかしながら後者については無料のサービスには気持ち悪さや居心地の悪さを感じるのです。サービスを提供し始めて特に思うのですが、サービスの提供ってしんどいんです。「サーバー落ちてないだろうな?」とか「この変更してサービス落ちないだろうか」「ダウンタイムを最小にする手順はどうすれば」とか簡単な修正をするのにも気を遣います。これを無料で続けられるのは余程奉仕の精神を持ち合わせた人でないと無理でしょう。その存在を信じたいのは勿論ですが、それ以上に「裏があるのでは」何て考えてしまうのです。他にも「無料なのに沢山使ったら申し訳無い」何て思う事もありますね。
なお、今現在メール@でげっとはテスト期間で無料ですが、テストと言う労務を提供しているのですから有料と同じです。むしろどんどん使って頂いた方がテストになるんでこんな気遣いは無用です。でも、テスト対象である最新版使っていない人はフリーライドですよ。

と言う訳で、メール@でげっと!!では、有料とすることで
山本氏や高木氏が指摘されている様にアクセス情報をビジネスに使用するとか
パスワードを抜き出す等、自分がされて嫌な事はしません。
ただ、きちんとページが変換されているかや、特に初めての人がちゃんと使えているか等
メール@でげっと!!を改善する目的でログを使用する事はご容赦下さい。
あと、ビックリするかなとも思いつつも、何度も間違った操作を
繰り返している場合には老婆心ながら「なかのひと」からメールが行く事があります。
何か監視されている様で嫌かなとは思うのですが、
実際にログを見ているのは事実ですし、隠す目的で指摘しないのは不誠実な気がするもので。

なかのひとは自由にネットをする必要性と同時に他人を意識してネットをする事も必要かなと考えます。
歌舞伎の「黒子」と言うものは観客からは『見えていても見えない』存在ですよね。
同様にあなたのアクセスには見ていても見ていない『観客』がいるとお考え下さい。
(これは別になかのひとがそれを見て楽しんでいるとの意味ではありません。)
実際問題なかのひとはそれほど暇ではありませので、タイトルが文字化けしてないかとかリンクのクリックにも係わらず本文にコマンドが書いていないかとか2通目を要求した事があるかとかそんな観点から見てるだけです。いくつか抜き出して表示してみたりはしますので秘密のURLなんかはアクセスしないで下さい。

勿論、守秘義務は守りますんでエロサイト何かも心置きなくアクセス頂いて構いませんが、
違法と思われるアクセスや明らかに違法なサイトへのアクセスがあった場合は、なかのひとの判断で通報する事があるかもしれません。
あと、メール@でげっと!!を使用してあまりに個人的な内容についてのアクセス(個人情報へのアクセス等)はご遠慮下さい。なお、メールは中継と言う仕組みをとっているのでサイトの乗っ取りなどなくとも簡単に内容を盗み見る事が出来る場合がある事を指摘しておきます。

また、まず書き込めないので可能性としては低いと考えますが
公権力から手続きを踏んだ依頼があれば、ログを開示する用意もあります。
メール@でげっと!!を利用して不法なことはしないで下さい。
ただしアメリカで父親が「リュックサック」を母親が「圧力釜」を子供が「テロ事件」を
検索した家に警官が押しかけたみたいな事件がありましたが、
万が一予防的措置としての開示請求があった場合は出来る限り拒否します。日本では無いとは思いますけどね。

以上、有料化についての考えと個人情報の扱いについての方針でした。
ご理解頂けると有難いです。